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東京都写真美術館「『昭和』写真の1945-1989」



東京都写真美術館(東京・恵比寿)で開催されている「『昭和』写真の1945-1989 ー第4部:オイルショックからバブルへ」に行ってきました。

概要と主な展示品は以下の通りです。
■展覧会名   『昭和』写真の1945-1989
       ー第4部:オイルショックからバブルへー

■会  期   2007年2007年10月20日(土)〜12月9日(日)
■開館時間   午前10時 〜 午後6時(毎週木曜・金曜は午後8時まで)
■主な展示品  森山大道《光と影》より
        宮本隆司《建築の黙示録》より
        土田ヒロミ《砂を数える》より
        伊奈英次《IN TOKYO》《ZONE》より
        荒木経惟《写真論 1988-1989》より
        雑賀雄二《軍艦島》より

写真美術館が所蔵する豊富なコレクションの企画展第4弾です。
最近「昭和」と聞くと、どうも「三丁目の夕日」的な印象を持ってしまいますが、
バブル前後となると自分の思春期と重なり、被写体の多くに親近感を感じました。

強く印象に残ったのは、宮本隆司《建築の黙示録》と 伊奈英次の《ZONE》。

前者は、有名な建築や話題の建物が取り壊され、無惨に変わり果てる姿を
クールに表現した作品でした。
実体を伴わない経済優先の時代だった当時のこと考えると、中野刑務所の
破壊された便器の連なりなどは、まさにバブル経済の墓標です。
四半世紀前の出来事とは思えない、寒々とした情景に驚くと同時に、
破壊の中の美しさのようなものさえ感じさせる、不思議な写真でした。

伊奈英次の《ZONE》は、今まで見たことがない風景を切り取った写真。
風景でありながら、優れたテキスタイルを見るような美しさでした。
例えば、KDDのラジオジャパンの送信所は、送電線(?)の作り出す
ゴブラン織りのような模様に目が釘付けになりました。
話題になった「工場萌え」とはまた違った、新しい視点の連作です。

今回は恵比寿・三越に用事があり、「ぐるっとパス」のスタンプ欲しさで
写真美術館に立ち寄ったのですがが、予想外に楽しめました。
特に、伊奈英次はこれからの活動を追っていきたい写真家です。

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