Pippi日記

本・音楽・軽井沢の徒然Blog

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神保町で古本屋さんめぐり。

久々に、神保町に行ってまいりました。

先日NHKの「ブラタモリ」で取り上げられていたのと、
ある本屋さんで買いたい本があったため。

小雨が降っており、出かけるには寒い祝日となりましたが、 
靖国神社が近いとあって、神保町界隈は機動隊がいっぱい。
これも、ある意味、建国記念日恒例でしょうか。


書泉グランデには、「ちはやふる」の巨大ポスター(パネルかな?)。
でっかーい!
千早が取ろうとしている札、ちゃんと在原業平です。


すずらん通りにあるおしゃれな古本屋さんです。
美術や江戸関係の本を見てきました。

あと、一誠堂書店さんや手塚書房さんをのぞいてきました。


今日は、手塚書房さんで10冊近く買ってきたんですが、
最大の成果は、喜多流の能楽師・故喜多実先生の芸談です。
初めて読んで以来、ずっと状態の良いものを探していて、
ついに買えた!という感じでした。新品同様で大満足。

他の本もコンディションが良く、良心的なお値段でした。
定期的にお邪魔して、店長さんと仲良くなりたいお店です。


今日は、すずらん通りを中心に歩いていたので・・・


ランチは「スヰートポーヅ」で餃子定食。
こちらも久々で、美味しかったです。


最後に、おまけ。


地下鉄の駅入口にある「グルグル」!
ピンとくるのは、一部の方でしょうかね。(笑)

喫茶店「さぼうる」近くの入口は、何度も使っているはずなのに、
ちゃんと見たのは今日が初めてでした。


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発表、第142回芥川賞・直木賞

 本日、142回芥川賞・直木賞が発表されました。
受賞作は以下の通りです。

■芥川賞受賞作  受賞作なし

■直木賞受賞作  佐々木譲『廃墟に乞う』
         白石一文『ほかならぬ人へ』

芥川賞は、な、なんと、受賞作なし。
そして、直木賞はW受賞!

一応、直木賞の方は「今回はW受賞とか、ありかしら?」と
思っていましたが、まさか道尾さんを外すとは・・・。
また、「白石さんは来るかなー?」と思いつつ、
文藝春秋関係者でもあるので、ちょっと意外でした。
佐々木さんは穏当でしょうかね。

メッタ斬り!のお二人の予想は、Twitterに出ていた模様。
TLを追い切れなかったので、予想祭りはスルーしまして、
新たな本拠地のラジオをチェックするかな、という状況です。
でも、コメントはテキストになっていないとなぁ・・・。
まとまったものを、読みたいときに読みたい気がします。

そんなこんなで、ワタシ的にはあっさりと終わってしまった
今回の受賞レース。次回はどうなるでしょうか。

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メッタ斬り、活動本拠地はラジオ放送へ。

習慣とは恐ろしいものです。

毎年1・7月上旬になると、お約束のように賞レースのエントリーを書き、
パルコ・シティさんのサイトを見て、メッタ斬り!コンビの予想などを
紹介させていただいておりました。

ところが、今年も1月に入ってから拝見しておったのですが、
お約束のバナーが表示される気配なし。
そうこうしているうちに、どんどん、発表の日が迫ってまいりました!

そこで、ようやくググりました。(←遅い)
で、発見したこちらのブログ。なんと、本拠地移転でございましたか。

「こどものもうそうblog」の1月10日のエントリーによりますれば、
第131回より毎回独自予想を繰り広げてまいりました大森望・豊崎由美による
メッタ斬り!版受賞作選考会が、今回より、決定後の1/23ラジオ放送
(ラジオ日本/ラジカントロプス2.0)にうつしたので、ツイッター上で
やってみようというスピンオフ企画「メッタ斬り!on twitter」を発足。
老若男女、文芸プロパー非プロパー入りみだれてのツイート戦(ときおり
大森、豊崎も乱入)が繰り広げられております。

ついに、メッタ斬り!まで、Twitterに進出したんですね。
個人的には、お二人の予想とコメントは、まとまった情報として、
どこかのHPに一定期間ちゃんと掲載してほしいですけど・・・。
どうなるんでしょうかね。

なお、ハッシュタグは、
芥川賞→#metta142A 、直木賞→ #metta142N、だそうです。
詳細は、上記の1月10日のエントリーをご覧いただければ。

とりあえず、「発表後に気が付かなくてよかった(汗)」と思いつつ、
本日の更新終了。

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第142回の芥川賞・直木賞の候補作発表

第142回の芥川賞・直木賞の候補作が発表になりました。
選考会および発表は、1月14日(木)の予定。 

  • 大森兄弟「犬はいつも足元にいて」(文藝冬号)
  • 羽田圭介「ミート・ザ・ビート」(文學界12月号)  
  • 藤代 泉「ボーダー&レス」(文藝冬号)
  • 舞城王太郎「ビッチマグネット」(新潮9月号)
  • 松尾スズキ「老人賭博」(文學界8月号)

  • 池井戸潤「鉄の骨」(講談社)   
  • 佐々木譲「廃墟に乞う」(文藝春秋)
  • 白石一文「ほかならぬ人へ」(祥伝社)
  • 辻村深月「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」(講談社) 
  • 葉室 麟「花や散るらん」(文藝春秋)
  • 道尾秀介「球体の蛇」(角川書店)

候補になった回数を見ると、芥川賞は初回か2度目。
直木賞は、2度目ないし3度目、という状況です。

芥川賞に比べると、直木賞の方は比較的よく読む作家さんが
揃ったなあ、という印象です。
白石さんが久々に候補にあがってるし、道尾さんは大本命、
歴史小説ファンとしては、やはり葉室さんに取ってほしい、
あああ、でも、ここらで佐々木譲さんにあげるべきではないか!!
むぅ。今回はW受賞とか、ありかしら?

ところで、直木賞専門サイトと言えば、「直木賞のすべて」。 
本日の発表を受けて、すでに更新されています。→こちら
毎度のことながら「ハミ出し情報」を楽しく拝見。
それから、もう一つのお約束、大森望さん&豊崎由美さんの
「文学賞メッタ斬り!」コンビの予想も出揃いましたら、
載せたいと思います。

半年に一度の賞レース、楽しみにしてましょう。

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ちはやふる第7巻発売。新が帰ってきた!

評価:
末次 由紀
講談社
¥ 440
(2009-12-11)
Amazonおすすめ度:


金曜日、雨の中、買ってきました、第7巻。
某書店では、売り場での平積みはもちろん、
レジ奥にもたーくさん積んでありました。
売れてるんでしょうね〜。

第7巻です。
表紙は、ついにかなちゃんが登場しました!
そろそろ来るかな、と思っていたので、予想通り♪
一瞬、「意外と周防名人の可能性もあるか」と深読みしましたが、
ここのところ青系の表紙が続きましたからね。
きっと久々に女子っぽい、かわいい色味だろうと。

今回は、メインキャラ3人の試合に臨む姿が中心です。
第6巻では、弱点克服のために試行錯誤していた千早、
A級に上がれなくても、逃げずに踏ん張る太一、
そして、ようやく実戦の場に戻ってきた新。
3人とも精神的な成長を経て、試合に戻ってきました。

同時に、対戦相手として新たなキャラが次々と登場。
個人的には、前クイーンのユーミンが楽しみですね〜。
千早と対照的なキャラなので、この二人の対戦は注目です。

第8巻の発売は来年3月12日。
期待して待ちましょう!

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ありがとう、のだめ。23巻、本日発売。

評価:
二ノ宮 知子
講談社
¥ 440
(2009-11-27)
Amazonおすすめ度:


のだめ、とうとう最終巻が発売されました。 

ラストを飾ったのは、二人にとって大事な思い出の曲。 
モーツァルトの「2台のピアノのためのソナタ」でした。
転機を迎えると、毎回逃げてしまうのだめでしたが、 
今回は真一くんに惚れ直したことでしょう。 

そのシーンへつながるきっかけが、 
ベートーヴェンのピアノソナタ第31番。

この曲については、昨年「のだめ21巻と休載」というエントリー
「のだめ自身が音楽とどう向き合っていくのかを問う、 
21巻全体の通奏低音的な役割を果たしている」と書きました。 
終わってみると、物語の終盤を象徴する重要な曲であったことが
改めて理解できます。 

ということで、大好きなゼルキンの演奏で、第3楽章を。


番外編がスタートするようですが、本編はこれで終わり。
さらっとしたエンディングで、正直、消化不良な点もなくはありません。
とは言え、二人ともまだ発展途上。
成長の余地を残して終わる、清々しい青春ドラマなのでしょう。

良かれ悪しかれ、これほどクラシック界に激震(?)が走ったマンガは、
かつてありませんでした。
私自身、長いことクラシックから気持ちが離れていたのに、
このマンガのおかげで甦ったのです。今は感謝の気持ちでいっぱい。

二ノ宮先生、スタッフの皆さま、本当にお疲れ様でした!

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穂村弘『どうして書くの?』

歌人の穂村弘さんの対談集。

お相手は、高橋源一郎さん、川上弘美さん、長嶋有さん、
竹西寛子さんなどの皆さん。

「表現」というテーマに切り込み、対談相手それぞれの視点から、
秘密、本質をちらり種明かししてくれる一冊になっています。

特に、一青窈さんとの対談はなかなか秀逸でした。
ただの言葉が、「詩的」な色合いを帯びて見える瞬間、
そういうものが少し理解できたような気がしました。

反対に、考えさせられたのは、
「あまりにコミュニケーションに寄り添った言葉に満ちている」
という穂村さんの言葉。
Twitterやってたりすると、内容はそれぞれの人で違うのに、
表現や文体から滲み出る「個」は希薄なんですよね。
当たり前だよ、と言われそうですが・・・。

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さよなら、レヴィ=ストロース。


フランスを代表する思想家、そして文化人類学者のレヴィ=ストロースが
亡くなりました。100歳だったそうです。

「構造主義の祖」として世界的に著名な人物ですが、
私の場合、80年代の「ニュー・アカデミズム」の流れで、
その名を知りました。
当時のフランスには、スタープレイヤー級の哲学者や思想家が
ずらりと勢揃いしており、「知の巨人」の国のような様相を
呈していたように思います。

最近、ひょんなことからそれを思い出したのは、
中世に日本へ入ってきた禅について読んだときのことです。
中国から日本に渡ってきたお坊さんがいかに優秀で、
その影響が大きかったかを説明するのに、
「今で言えば、フランスの哲学者が一斉に日本に来たようなもの」
と例えていました。
このとき、「それは大変なことだ!」とリアルに実感したことを
よく覚えています。

デリダ、ガタリ、ドゥルーズ、ボードリヤールなど、
一時代を築いた人物が次々と逝った後のせいか、
レヴィ=ストロースの死には、「巨星ついに墜つ」以上の終わった感、
感慨を覚えます。

心からご冥福をお祈りいたします。

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『大奥』第5巻。相変わらず面白いけど、重い・・・

評価:
よしなが ふみ
白泉社
¥ 650
(2009-09-29)
Amazonおすすめ度:


来年、実写化が決定している『大奥』。
5代将軍・徳川綱吉、側用人・柳沢吉保を軸に、
元禄時代の大奥を描く第5巻が出ました。

松姫の逝去、「生類憐れみの令」や忠臣蔵などが続くせいか、
全体の雰囲気として、第5巻は重かったです。

男女逆転のパラレル時代劇という設定上、仕方がないのですが、
男性に代わって政を行う一方で、世継ぎを生まなければならないという
女性ゆえの役割をも背負わされる。
吉保や右衛門佐がいても、綱吉の孤独や苦悩を埋めることはなく、
3代将軍・家光にお万の方(有功)がいたことを考えると、
対照的なんですよね。
そこへ、更に老いが加わってくると、何ともやりきれません。

最後に、お信こと、幼少期の吉宗が登場したのが唯一の救い。
男気ある女将軍の再登場が待ち遠しいです。


ところで、綱吉と言えば、悪評の高い「生類憐れみの令」。
最近読んだ『文藝春秋SPECIAL 賢者は歴史から学ぶ』の中の、
「座談会 日本史・名誉回復会談」で、見直されていました。

最近の研究では、「生類憐れみの令」は悪法とは捉えられておらず、
むしろ、戦国時代以来の殺伐とした風が次第になくなり、
今の日本の治安の良さはこの頃が原点、という見解があるようです。
確かに、徳川幕府が盤石となったのは家光の頃あたりですから、
綱吉の代になって、平和主義的な動きが出てくるということ自体、
実は、歴史的な大転換だったんですね。

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『ちはやふる』第6巻。かなちゃんの「不尽の高嶺」にじーん・・・

評価:
末次 由紀
講談社
¥ 440
(2009-09-11)
Amazonおすすめ度:


発売日からすでに2週間以上・・・。ひいぃぃ、すみません。
8月から学校の方が忙しく、Upが遅れました。

さて、第6巻です。
今回の主役は、間違いなく、かなちゃんでしょう!

袴を着ると強くなったり、所作の美しさで魅了したり、
札を確認するときは「和泉式部と小式部内侍」がセットだったり。
かなちゃんの歌に対する思いは、「百人一首」の新たな魅力を
いつも教えてくれます。
また、それを知っているのがライバルの机くん、というのも良かった。
自分語りじゃなく、仲間が認めているのがいいんですよね〜。

数あるかなちゃんの名シーンで、「白眉!!」と思ったのは、
第6巻の真ん中へん、山部赤人の札を送るところ。
決して聞き分けやすい札ではないのに、
霊峰・富士の雄大な景色を高らかに詠った札を敵に送ることで、
大きな引力をもらう。

このエピソードを読むと、
能(仕舞)の練習をしているときを思い出します。
私たちは「型」と呼ばれる舞のパターンを練習するんですが、
よく先生が「大きなものを包んでいるように」とか、
「千里向こうを見ているように」とか、おっしゃるんですね。
単に先生の真似をしているだけじゃ、美しい動きにならない。
小さくまとまらず、大きなもの・遠くのものと向き合いながら、
自分の力を出していくことなのかな?と思ったりしています。
初心者なので、伸び伸び動くようにしてますけど、難しいです。

そんなこんなで、「不尽の高嶺」が描かれた見開き2P、
大好きです。(笑)

あと、重要なのは、当時の富士山は火山活動が活発だった※ということ!
たまに噴火したり、噴煙がもくもくと上がってたんでしょう、
富士山のイメージは、恋の歌に使われることが多かったんです。
「机くんとかなちゃんは、もしや・・・?」とまでは思いませんが、
外見はふくふくとしているのに、内には燃えるような情熱を秘める、
そんなイメージがオーバーラップしてくるんですよねぇ。
個人的に、とても興味深い場面でした。

うーん、なんか、かなちゃん研究とか、できそうだな。(笑)

今回は、千早が弱点克服のために試行錯誤する、「踊り場」的な巻。
でも、仲間の姿や相手の戦い方をじっくり見つめることで、
精神的な成長も見られる巻でもあります。
第7巻の発売(通常ペースなら12月頃でしょうかね?)も
期待して待ちましょう!

※火山活動についての表記を修正しました(11/24)

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